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お知らせ/活動報告

8月18日、空知農民連合の「経営存続に向けた農業政策の確立と、抜本的な米政策の見直し対策キャラバン行動」に参加しました

朝7時半から空知管内をまわり、沼田、滝川、美唄の3か所で集会を持ち、私も挨拶の機会を頂きました。

一昨年からの水田活用直接支払い交付金でより顕在化した、「中長期的な展望を見据えた米・水田農業政策の確立」や、「食料・農業・農村基本法の見直し」問題、「燃油・肥料・飼料などの生産資材高騰対策」等が今回のテーマとなっています。これから年末に向けて新基本法の条文化の作業も行われており、令和6年度予算概算要求の中で、水田等の対策や資材高騰対策についても議論される事になると思いますが、資材や肥料高騰対策などは、あまり芳しい声も聞こえていません。電力支援やガソリン支援など、徐々に支援が細くなっていく中で、どう経営を守れるのか考えなければなりませんが、本来であれば農産物価格の中で、経営コストを回収できることが理想であるものの、現実にはそういった作物は極めて少なく、逆ザヤとなっている物を、政策的支援で支えているのが現状です。価格支持政策は効きも悪く、その歴史から「価格は市場で、所得は政策で」という流れになっています。

食料安全保障について注目されておりますが、その1丁目1番地は、国内の生産基盤を維持、発展させること。生産基盤とは、農業者、農地であって、これをどう伸ばしていくかを本気で考えなければいけない局面です。そのための新基本法であり、米政策であると思います。

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