本日は昨日の集会に引き続き、フィールドワークを実施します。日本でも数少ない有機の認証を受けている酪農家のところにお邪魔をし、貴重なお話を聞かせていただく機会を得ました。有機と聞くと、乳量は大丈夫なのか、乳質は大丈夫かと先ずは聞きたくなります。その点について大丈夫だったとお話を伺いましたが、様々なご苦労があった事が良くわかりました。

また、バター不足等を契機として増産誘導への施策もありましたが、結果としては、草地等、自給飼料に見合う頭数を飼養する事が安定経営につながったというのは我が意を得たりという思いが致しました。増産のため増頭し、外国産の飼料に頼った結果、今回の円安や飼料高で経営が苦しくなったとの話を伺っています。緊急で国産飼料の増産対策を行っていますが、簡単ではない事も伺っています。

こういった取り組みは、今後各地で増えていく事になると思います。そういった皆さんの取組を支援できるよう努力していきたいと思います。