立憲民主党 前衆議院議員 神谷裕 公式サイト

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お知らせ/活動報告

2月28日 令和5年度当初予算が衆議院を通過しました

予算委員会の場には何度も足を運ばせていただきました。総理は、「子供・子育て予算を二倍にする」と発言しています。しかし、中身は後でとばかり、何をどれだけ増やすのか、6月に決めるとの主張を繰り返すばかり。6月には国会も終わります。本来であれば、予算委員会の場で、何をどれだけ使うのか、それは妥当なのか、説明してもらわなければ、この予算が良いものなのか、悪い物なのかわかりません。

防衛予算も、金額ばかりが宣伝され、中身は機微にふれるからとほとんど答弁はしません。外交をはじめ多くの事柄が「手の内をあかせない」等、様々な理由を述べて説明がなされなくなっています。中には本当に機微に触れるものもあるでしょう。そこまで答弁を求めるつもりはありません。 しかし、昨今答弁する範囲がどんどん少なくなっているように思えてなりません。本来説明出来ることも安易に定型句に頼り省略していないか、責任を回避するために、黒塗りの文書を多用していないか、何より安易に文書を非開示にしていないか。それが政府や官僚の保身や都合を優先したものでは無いのか、大いに疑問です。良くも悪くもマニュアル化された世の中で、野党にはこの程度の資料まで、委員会ではこの程度までと、本来説明できるものまで、何も考えずに非開示になっている状況が横行しているように思えます。

議会の劣化は、政治の劣化、逆に議会の機能を向上させるために今後も模索していこうと思います。

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