2022年11月7日
10/29 札幌の弁護士会館で、いわゆる「谷間世代」の皆様の問題解決を訴える集会に参加してきました
いわゆる「谷間世代」の問題ですが、司法修習生は、修習専念義務がかかっているため、働くことは許されていません。そこで、修習期間の1年を超える日々を、生活していくためにどうするかという問題が生じますが、かつては給費制度があり、一定程度の手当てがもらえました。
しかし、小泉内閣の頃、給費制度を貸与制度に変える法改正が行われ、この間お金のない修習生は国からお金を借りて修習することになっています。その後、やはりそれでは問題があるということになり、5年後、再び給費制に戻りました。
貸与制の一時期、修習になった皆さんは、現在でも「借金」を返し続けています。その一時期の皆さんを、本来あるべき姿に戻そうというのが、この問題です。司法制度のあり方は重要な問題です。「公正」を実現することが、求められています。