2022年7月22日
北海道農民連盟の中央要請がきています
7/20~7/21酪農・畜産、7/21~7/22畑作・野菜対策で来ていただいています。コロナ禍もあって、この間なかなか行えなかった中央要請ですが、今年はなんとか行うことができました。
今、農村現場では、資材や肥料、酪農における飼料の高騰等、コストがうなぎ登りに上がっています。反面、生産物価格は、あまり変わっていません。農産物価格は、基本的に市場において決まられるため、農業者がコストに応じて価格を決めることができないためです。
一方で安価な(最近は少しは上がってきましたが)海外からの農産物もあり、競争の中で、農家経営は厳しいものがあります。気が付けば、この国の自給率は37%程度、このままでは国民の皆さんに、万が一の時の食料調達に不安があります。食料安保が話題になるのは当然ですが、農産物を作るのも技術のいる仕事、一朝一夕にできるものではないことを思えば、今の農家の皆さんに頑張ってもらう為の支援策が必要だと思います。
この中央要請は、農家が直接省庁の担当者と意見を交換する貴重な場です。実り多いものとなるよう、お手伝いをさせていただきます。